2008/11/19

HTTPQueueMethod=2

ここのところ自分の身の回りでよく出る話題の1つなので、一応ここにも書いておきます。有名な話なので、ご存知な方も多いと思いますが。

Domino 6以降で、HTTPタスクについてを考えるときに、「HTTPQueueMethod」という notes.ini パラメータは、是非覚えておきたいパラメータです。DWAなど、DominoのHTTPに関わっている技術者は、以下のTechnoteは必読だと思いますので、紹介させて下さい。

IBM - 728131: Lotus Domino 6 にアップグレードしたあと、HTTP タスクの応答に時間がかかる場合がある

内容は、読んでの通りですが、負荷分散装置を使ってWebクラスタを組む、など、何らか外部から生存監視要件で定期的にサーバーにHTTPリクエストを飛ばす場合は知っておいたほうがよいと思います(HTTPQueueMethod=2を設定することが多い)。

#最近すっかり更新出来なくて申し訳ないと思っています。良いネタを見つけた場合は、是非またご報告に参ります。

2008/10/31

新しいNotes/Domino関連ブログのご紹介

私が日頃大変お世話になっている、IBMサポートセンターの長島さんがブログを始められた、ということでご紹介させて頂きます。
とても技術に強い方なので、いろいろと面白い記事が読めるのではないかと期待しています。

http://hnagasim.blog8.fc2.com/

ご興味ある方は是非フィードリーダーに登録して下さい!

#最近すっかり更新をさぼっているブログも、隙をみつけて、たまには何か書くようにします。

2008/09/30

ディレクトリアシスタント

昔から時々経験していることなのですが、「ディレクトリアシスタント」と呼ばれている機能は、英語では "Directory Assistance" といいます。
何らか困って、GoogleやTechnote検索を行う場合に Assistant と検索して情報が出てこないことなどがあるので、そんな時は是非 Assistance と入力してみて下さい。
翻訳経緯はわからないですが、assistance と assistant だと、assistant のほうが「人」というイメージですよね。 Thank you for your assistance とはいいますが、これが assistant では変ですし。

ディレクトリアシスタントといえば、最近こんな記事を読んだので紹介しておきます。

Dec's Dom Blog :: Cut Down On Directory Assistance Traffic

ディレクトリアシスタントDBは、各サーバーに1つ作成し、サーバー文書でそれぞれ設定する必要がありますが、1つ作成したディレクトリアシスタントDB(例えばda.nsf)を複製する場合、設定方法が悪いとネットワークトラフィックの無駄がありますよ、ということです。ディレクトリのあるサーバー名を直接記述せずに「*」を記述するのがポイントです。

2008/09/16

Domino Administratorクライアントのバージョン

Notes/Domino環境のアップグレードを行う場合、特にWebブラウザから利用している環境が多いのですが、時々「管理クライアントもアップグレードしたほうがよいですか?」という質問を受けます。もちろん、最初のサーバーをアップグレードするタイミングで、あわせて管理クライアントもアップグレードしたほうがよいのですが、ダメな事例なども目にしておいたほうがよいかと思い、最近目にした以下の記事を紹介しておきます。この例では、ポリシー文書に関する話のようです。

Reminder: Use the same release admin client as server... | Domino Thoughts

2008/09/12

@Command( [AdminRemoteConsole] )

既にいろいろなところで紹介されているのですが、久しぶりに自分の環境にも設定してみたら便利だな、と思ったので紹介しておきます。

Dominoサーバーのコンソールにアクセスする場合、管理クライアントからコンソールアクセスすることが多いと思うのですが、@Command( [AdminRemoteConsole] )というコマンドを使うと、R4風のコンソール画面を表示出来ます。
@Commandなので、Notesクライアントのツールバーにでも表示しておけば、Notesクライアントで作業中にふと思い立ってコンソールにアクセスしたい場合も簡単に使えます。
Notes 8 Standardになってどうだろうと思いましたが、普通に動かすことが出来ました。

2008/06/09

複製先にグループを指定する

Dominoディレクトリに変更を加えた場合、ドメイン上のDominoサーバーに、一刻も早く変更を反映したいものですが、そのような時には、replicate コマンドの引数にサーバーグループが利用出来ます。
例えば、

> replicate mailservers names.nsf
とコンソールコマンドを入力すると、Dominoディレクトリの mailserversグループにある全てのサーバーに、names.nsfの複製が行われます。
ここで注意すべきなのは、グループ文書で指定するグループのタイプは、「サーバーのみ」である必要があるということです。

これも、IdeaJamの議論を見て、なるほどなあと思いました。トポロジーを変更した場合や、ユーザー文書を大量に書き換えたときなど、シェルスクリプトなどで replicateコマンドを連続的に実行したりしていましたが、この方法でもよいかな、と思いました。

IdeaJam - Manual replication to all servers in the domain

これも参考になります。


接続文書の受信側サーバーにサーバーグループを指定した場合に複製が正しく動作しない
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/716785

Domino Administratorクライアントの起動時接続サーバー

お気に入りのサイトの1つに、IdeaJamというところがあり、ここはNotes/Dominoの明るい未来についてが語られている Web2.0的なサイトなのですが、投稿されるコメントから、わりと困りがちなFAQに対するちょっとしたTipsが生まれることがあって、なかなか勉強にもなります。

管理者や、管理系の技術検証を繰り返し行っていると、Domino Administratorクライアントの起動時に、いつもどこかのサーバーに接続しようとしてストレスになることがあるかと思いますが、この接続先サーバーをコントロールすることがプロパティで可能です。

ファイル→プリファレンス→システム管理→Domino Administrator起動設定 で、設定できます。
私は、迷わず「サーバーに接続しない」を設定しました。自分の場合、テストサーバーを多数使っているため、起動時は接続せず、自分でサーバーを開くほうが便利です。

IdeaJam - Configure startup server connection

2008/04/29

プロフィール文書を管理する

購読していたブログ記事から、興味深いサンプルがあったのでご紹介します。

IBM developerWorks : Lotus : Best Practice Makes Perfect | A tool to manage profile documents

プロフィール文書はビューに表示されないため、一覧表示する標準インタフェースは存在せず、しいていうなら、NotesPeekくらいだと思うのですが、上記の記事で紹介されているツール(フォーム)を使うと、プロフィール文書をビューのように表示することが出来ます。

このツールのフォームを対象DB(=プロフィール文書を一覧表示させたいDB)にコピーし、DB上でこのフォームを開くとプロフィール文書の一覧が表示されます。選択した複数の文書の削除も出来ますし、選択した文書を編集することも出来ます。
サンプルではありますが、プロフィール文書がたくさんあるような環境(パーソナライズさせているようなところなど)では特に便利だと思いますのでご紹介しておきます。

2008/04/19

statrep.nsf のサイズについて

英語版のTechnoteで、以下のようなものを見つけました。

Title: How to reduce the size of the Monitoring Statistics (statrep.nsf) database
Doc #: 1201603
URL: http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21201603

内容自体は、複製オプションのスペースセーバーを使うか、過去データを一度削除して再作成する、というものですが、実際問題 statrep.nsf へ蓄積されるデータは、(log.nsfに比べて)わりとケアがされないまま蓄積され続けることも多いので、ちょっと良いきっかけかもしれないと思いました。
そもそもの統計取得間隔に加え、どれだけの期間を蓄積するかというのは難しい問題で正解がないとは思いますが、よいベストプラクティスなどあれば是非シェアしたいです。

追加:
コメントで、実例を頂きました。とある実環境においては、8,732文書で163MBだそうです。サイズについては、ビュー索引などの影響もありますので変動すると思いますが、よい目安になると思います。ありがとうございます。
1サーバーで、1時間に1回の取得で、1年間(365日)取得すれば、365x24=8760文書になりますので、参考になりますね。

2008/04/09

Best Practices for Building Web Applications with Lotus Domino 8

初めてのWikiにおけるRedbookプロジェクトですが、早くも公開になったようです。

IBM developerWorks: Wikis - IBM Lotus Domino Web Application Development - Best Practices for Building Web Applications for Domino 8

RedbookをWikiにする理由の1つに、スピードを改善する、みたいなことが言われていたような気がするのですが、確かに早くて驚きました。また、Wikiになったらオンラインでしか読めないし、読みやすさは大丈夫か不安に思っていましたが、PDFを出力する機能もありそうです。スナップショット的にPDF出力する、といっているので、Wikiらしくアップデートも期待出来るということなのだと思います。

個人的には最近のDomino Webアプリケーションの作り方に関するトレンドには興味がありますし、時間があるときにゆっくり読みたいです。

2008/04/05

$$HTMLTagAttributes

最近、Domino Web関連機能についてを調べる機会がありましたので、メモしておきます。
7.0.2/8.0の新機能となった、「$$HTMLTagAttributes」フィールドですが、よく、<html lang="ja"> のように使う、という話は聞いていたものの、果たして他に一体どのような時に使うか疑問に思っていました。html要素の属性について詳しければ、きっとこのような疑問もなく素直に喜べる新機能なのかもしれないですが。

で、調べたところ、この記事を読んでなるほど、と思いました。
Four Reasons To Upgrade to Domino 7.0.2 | Wed 24 Jan 2007 | Blog | CodeStore
#前からこの記事は読んでいたのですが、JSONに喜んだところで止まってしまい、他の機能に対する評価が読めてなかったです・・・。

FirefoxでJavaScriptのデバッグをするときは、普通 Firebug を使うと思うのですが、IEやOperaでデバッグに使うための Firebug Lite というツールがあるのですね。これを使うときには、html要素に debug="true"属性を追加する必要があるようですが、なるほど確かにそのようなケースでは利用出来そうです。
7.0.2以降のDominoにおいて、JavaScriptを活用したWebアプリケーションを作成する場合は、デバッグ環境用にはよいかと思いました。

2008/03/14

DB破損の自動検知について

今日公開されていた技術情報を見て:

IBM - 730497: イベントタスクを使用し、データベース破損やエラーメッセージを検知する方法

自分も5年くらい前(Domino 6の頃)に、US開発の人とこのテーマで雑談したことがあったのですが、「破損を自動的に検知するのは難しいと思う。強いてやるなら、"DBMarkCorrupt"などをキーにコンソールメッセージを監視するくらいかな」と言われたことがあります。結局は、イベント機能がカバーする範囲の中で、どう工夫するか・・・ということなのかと思いました。
破損をしないための工夫も含め、それぞれの環境でのベスト・プラクティスのようなものがあると思うのですが、良いアイディアなどあれば是非聞いてみたいです。

2008/03/13

ショートカットヘルプ

最近知ったのですが、Ctrl+Shift+L で、ショートカットヘルプが右側に表示されます

パワーユーザーにはショートカットが好きな方が多いと思うのですが、そういう方にとっては眺めるだけでも楽しいと思います。(私は、ショートカット依存度はどちらかというと高いほうではありますが、それでもついついトラックポイントに甘えてます)

#F2にもショートカットが割り当てられているのですね。私は、WindowsのカスタマイズでF2はFirefoxの起動に割り当ててるので使えないのですが、そんなのもあったのかと驚きました。

2008/02/26

NRPC

どうでもよいことなのですが、アムトラックのことを、NRPCとも言うのですね。National Railroad Passenger Corporationだそうです。今日、たまたま読んでいた本で知りました。

読んでいた本というのは、これです。

Amazon.co.jp: 世界乗り物いろいろ事典: 桜井 寛: 本

決して乗り物マニアではなく、どちらかというと無知なほうですが、図書館でふと気になってしまいました。手にとってパラパラめくってみたら、写真が綺麗で思わず借りてしまいました。

2008/02/20

Lotusphereについて

英語版ですが、Lotusphereに関する説明がWikipedia上にあるそうです。

Lotusphere - Wikipedia, the free encyclopedia

15年の歴史がまとめられた表は、なかなか興味深いです。
参加者数も、明らかに 9.11 の影響がありますし、また、ここ数年確かに人数も増えているようです。
ゲストの一覧も面白いです。

DWAのテスト環境について

テスト環境については、皆さんそれぞれ工夫があると思うのですが、そうしたTipsの1つです。

私の場合、DWAのテストをするときに最も多いのは、「メール」に関するテストなのですが、これまで特に何も考えていなかったため、毎回Welcomeページを表示させた上で、メールタブをクリックして移動していました。
今日ふと思い立って、プリファレンスの表示オプションにて、メールタブを開始時に表示するように変更してみましたが、自分にはこちらのほうが便利でした。DWAメールに関する同じようなテストを何度も繰り返す場合など、ほんの少しだけ幸せになれます。

もし似たような方がいらっしゃれば、ご参考までに。

2008/02/16

レプリカアイコンの積み重ね

私個人のユーザーとしての感覚からすると、常に積み重ねているため、すっかり「積み重ねない」という選択肢を忘れてしまったりしますが、この機能の存在は、データベースを別サーバーに引っ越す際に以外と重要です。
あまり細かく機能を追っかけているわけではないですが、積み重ねているかどうかで、文書リンクや、レプリカIDをベースにしたアプリケーションの動きが異なるため、移行プロジェクトなどにおいて用意周到に準備しているところでは、わりとベストプラクティスがあるのではないかと思います。

とりあえず、私が今この機能について考えているのは以下の2点です。

1. 可能ならば、将来的に「データベースのサーバー引越し」という話がある前に、「積み重ねる」を標準にして運用してしまったほうが、移行が円滑になりそう
2. 統一されていない場合のデータベース移行においては、積み重なっている場合、いない場合の両方を想定して、事前検証や、移行計画を練ったほうがよさそう

この他にも、ワークスペースアイコンはいろいろとアプリの動作に影響があるため、運用などに関するベストプラクティスがあるのではないかと思っているのですが、今のところ私は持ち合わせていません・・・。

以下、知っている些細なこと:
- RenameDatabaseコマンドを使う場合は、積み重ねておいたほうがよいことが多い。(IBM - 720850: @Command([RenameDatabase]) 実行時の動作不正)
- 積み重ねていない場合、最後にアクセスしたアイコンのほうを使いたがることがある。(IBM - How does Notes determine which replica to use with @Command([FileOpenDBRepID]) or a database link?)

2008/02/13

Lotus Redbookの話

昨年の後半くらいから、海外のLotusブロガーたちの間で、Lotus Redbookが今後なくなることについて噂されており、その新しい形態として Wiki 形式での出版の可能性などが言われていました。
どうやら、今度その Wiki形式で Redbookに相当するプロジェクトの第一弾が行われるようです。最初のトピックは、Domino 8でのWebアプリケーション開発のようですが、Wikiという形での出版という意味でも、執筆者や対象読者にとって他のトピックよりも敷居が低くよいのではないかと思いました。

IBM Redbooks | Residencies | Best Practices for Building Web Applications for Domino 8

LotusのRedbookは、通常ケンブリッジ(ボストンからチャールズリバーを挟んだ向こう側で、隣にはMIT、近くにはハーバード大学などがある学術都市)で4~6週間ほどで執筆することが多いのですが、募集にはやはり「Remote residency」とあり、4週間で執筆するようです。よい参加者に恵まれるとよいですね。

もちろん、初めての Wikiという形でどのようなものが完成するかは楽しみですが、純粋にDomino 8でのWebアプリケーション開発に関する技術書籍が出来上がるのは嬉しいです。
7.0.3/8.0から、ビューのエントリ情報をJSONで取得出来るようになりましたし、dojoなどのJavaScriptライブラリの有効活用もわりと身近になってきたので、そのような技術情報が記載されると嬉しいな、と思います(もっともDomino 8.5では開発スタイルも大きく変わりそうなかんじですが)。

2008/02/11

How Addicted to Blogging Are You?

USのブロガーたちの間ではやっていたので私もやってみました。中毒度70%だそうです。

70%How Addicted to Blogging Are You?



さまざまなブログを徘徊したり、得たことや気づいたことを書いたりするのは好きなのですが、ここのところなかなかそういう時間がとれずに残念です。少しのスキをついて何か書いたり出来るよう、頑張ります。

2008/01/29

Lotusphere資料

追記:
こんな風にスライド紹介を書いていたところで、悲しい記事を読み、この記事をどうしようか悩ましく思ってます。が、こんな話もあり・・・。


セッションスピーカーのブロガー達が、自身の資料を公開してくれています。例年だと、そのうちSandboxで公開されると思いますが、こういうのもまたブログ文化のよいところなのかな、と感じます。

以下、私が確認したもの・・・(他にもあるかもしれませんが)

Ed Brill (Slides from ID601, "Understanding the marketplace advantages for IBM Lotus solutions")

Lotus Geek :: Lotusphere 2008: Links to my presentations and examples

Bruce Elgort(Session slides for BP214 and BP304)

pmooney.net :: Links / Resources

John D. Head aka "Starfish"(BP218 IBM Lotus Notes 8 and IBM Lotus Expeditor Customization for LotusScript Developers)

Chris Pepin(PDF of my Lotusphere 2008 Presentation)


LotusUserGroup.org Group Blog | Speedgeeking slides posted


Carl Tyler's Blog :: Lotusphere 2008 Slides

Interface | matters: Lotusphere 2008...Wrapup


HND 107 - Using IBM Lotus Domino Notes System Disagnostic (NSD) Soft copy Hand out
わかりにくいですが、タイトルがPDFへのリンクになっています。

2008/01/23

Lotusphere 2008の情報より

セッションの内容を詳しくレポートするブログなどがあって、嬉しいです。

Dec's Dom Blog :: AD302 : Lotus Domino Web Server Apps Development Directions

Domino Webサーバーが今後どうなっていくかについてのセッションですが、いろいろと気になるキーワード満載です。HTMLが構造化されれば、CSSやAjaxとの親和性があがりますし、XML/JSONで取得出来る項目が増えれば可能性も広がると思います。dojoも使えるようですし。
xPageはどのようなものなのでしょうね。

Dec's Dom Blog :: ID201 : IBM Lotus Domino, A look ahead

Dominoの将来の話など。8.5の時期なども既に話が出ているのですね。8.0/8.0.1の話に加え、昨年より話があった8.5の新機能について。また、I/Oを改善するためにいろいろと私も始めて見る新機能など紹介されたようです。Domino Configuration Tunerがどのようなものか気になります。
DAOS(Domino Attachment And Object Store)という、添付ファイルをファイルシステムに外出しにする機能が売りのようですね。アーキテクチャ的に不安を感じないこともないですが、期待は高いのだと思います。別のセッションでも言及されているようです。

The Power Of The Schwartz | Lotusphere ID205 Domino Storage - Present And Future

2008/01/22

Lotusphere 2008

開催されているようですね。私は日本から、参加者の方々が書くブログを見ているだけですが、楽しく読んでいます。

事前からうわさになっていたニュースや、初めてきいた話もありますが、とりあえずぱっとみ嬉しかったのは、こちら。

Domino 8.5 Web Applications

ようやくという感もありますが・・・。

それから、こちらで少し読みましたが、

Dec's Dom Blog :: AD301 : What's new in IBM Lotus Domino Designer

Eclipseは長いこと話になっていたのが現実になってよかったというところでしょうが、Dojoを使えるというのは嬉しいです。

2008/01/16

文書ハイライトを保持したビューの切り替え

先日、社内の技術者(Notesは専門外)と会話する機会があったときに、「(ディスカッションDBにおいて)フラットビューの文書が、どのディスカッションスレッドのものか、わからない」という意見が多数出ました。
何年も前からあるネタですが、同席していたうちの若手Notes技術者も知らないようでしたので、ここで話題にしておきます。

1. ビュー上で、ある文書をハイライトさせ
2. Ctrlキーを押しながら、ディスカッションスレッドになっているビューへ移動

これで、文書ハイライトが保持されたまま、ビューの切り替えが出来ます。「Ctrlキーをおさえながら」というのがポイントです。Notes 7だと、ヘルプの「ビューを使用してNotesを管理する」に記載されている技です。

最近のDBでは、R5以降、単一カテゴリビューを埋めこんで、対象文書のスレッドを表示させる技が多いと思うのですが、昔ながらのディスカッションの設計でも、このようなユーザーテクでスレッドを発見することが出来ます。

2008/01/11

DominoサーバーのHDD空き容量不足対策

DominoサーバーのHDDの空き容量が不足して困る・・・という話を時々耳にしますので、HDD不足に対する対策のようなものを、簡単にまとめておきます。

1. HDDの空き容量に今困っている
1) Compactタスクの実施
データベースを圧縮を行って、DBサイズを減少させる。
このとき、compact -d は絶対やらないほうがよい。(参考)

2) 不要なDBのアーカイブ
使われていないDBを探して(参考)、アーカイブする。
※他にもアーカイブソリューションはあるでしょうが。

3) 過去に保存されたDBの添付ファイルをLZ1に変更する。
compact -ZU の活用(参考)


2. 今後HDDの空き容量に困らないよう、節約運用の基盤を作る
1) リッチテキストのビットマップサイズが減るように、クライアントに notes.iniを設定する。
OptimizeImagePasteSizeの設定(参考)。

2) 既存のデータベースに、LZ1圧縮オプションを付ける
Domino Administratorクライアントのファイルタブから一括で、など。

3) 新規作成するデータベースに、LZ1圧縮オプションを付ける
標準テンプレートにて、オプションを有効化しておくなど。


#また思いついたら、アップデートします。寄せ集めのようで申し訳ないですが、いずれきちんと書きたいです。

2008/01/09

サーバーコンソールと notes.ini

Domino関連ブログを斜め読みしていたら、よい記事を見つけたのでご紹介します。

Family, Lotus, Portal, Collaboration and more....: Working with Notes.ini variables from the Domino console

set config を使った、notes.iniの追加、削除。また、show configの説明が上手くまとまっていると思います。
私自身はどうしても、直接notes.iniファイルを開いてしまうことが多いのですが、幅広い知識を持っておくといざという時に役に立ちそうです。普段 show config など実行することはなかったですが、設定したデバッグパラメータの一覧を確認したりするのに、案外便利だな、と思いました。

2008/01/06

IBMでのNotes 8展開状況

主にUSを中心とした話だと思いますので、私も社内の状況の詳細は知らないのですが、こちらのブログで軽く紹介されています。

Chris Pepin | Notes 8 deployment at IBM

2008/01/03

新年のご挨拶

どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。なかなか頻度よくかけないことを反省しておりますが、細々と続けていきたいです。いつも読んで下さっている方々には、心から感謝申し上げたいです。
今年も、個人的に気になったNotes/Domino関連のニュースや、技術的な話題、海外ブロガーたちのブームなどを紹介していきたいと思ってますが、折角書くからには、何らか読んで下さった方の役に立つような内容が書ければよいなと思っています。引き続き、仲良くして下さると嬉しいです。

1月は早速Lotusphereが開催されますね。ブログ界隈では、すでにいろいろと話題が出ています。私は参加することはないと思うのですが、あちこちから届く情報が楽しみです。