2009/01/19

Webページの印刷

Notes/Dominoの文書を印刷するときに、表示用のフォームと印刷用のフォームをわけておき、切り替える、というテクニックはよく見かけるのですが、CSSを使って印刷時に不要な部分を隠してしまう、というテクニックがLotus Notes on Web2.0のブログに投稿されていましたので、ご紹介させて頂きます。

Lotus Notes on Web 2.0: Hiding navigation on web page when printing

divタグで、印刷時に必要な部分と不要な部分を明確に構造化しておくのがポイントですね。ご参考までに。

2009/01/15

LotusScriptを使った、未既読操作

Notes/Dominoの古くから愛されている機能の1つは、未既読機能ではないかと思います。Notesクライアントを使っている場合は、Tabキーで次の未読文書へ簡単に移動出来ますし、色を変えたわかりやすい表示方法や、未読数の表示など、アプリケーションとしてとても便利だと思います。(特に、Tabキーが好きです)
そういったことから、未読・既読機能をプログラムから利用したいという話は昔からよくあり、特にエージェントから、という意味では、LotusScriptから操作したいという話をよく耳にします。
古くは C APIをLotusScriptから呼び出していましたが、Notes/Domino 8からは、ようやく待望の、LotusScript用のメソッドが用意されました。このメソッドでは、文書を未読にしたり、既読にすることは出来たのですが、文書が未読かどうかを判別するプロパティがなく、DB内の既読文書コレクションと比較するくらいしか方法がありませんでした。

そういう背景で、前々から document.IsRead のようなメソッドがあればよいな、と思っていたのですが、今日ふと IdeaJamでこのようなエントリを発見しました。
IdeaJam by Elguji Software, LLC - Doc.IsRead= True/False in Lotusscript
ここで補足されているように、いよいよ Notes/Domino 8.5では、LotusScriptに GetReadというメソッドが加わり、対象文書の未既読が判別出来るようになりました。
ついに道具も揃いましたね。多くの場合はNotes 8.5クライアントが必要になるでしょうから、多少先の未来になるかもしれないですが、機会があったら是非使ってみて下さい。

2009/01/13

「すべて複製」のショートカット

Notesクライアントファンの方の多くは、「ローカルレプリカファン」なのではないかと思います。私も、数年前までは、ローカルレプリカ大好き少年でした。
で、きっと、ローカルレプリカが大好きな人の多くは、わりと、Notesクライアントに用意された各種ショートカットが好きで有効活用しているのではないかと思うのですが、そんな方へのMary Beth Raven からのメッセージがこちら。

ATL+O, R --memorize that mnemonic. it’s for "Replicate All"

こちらにある通り、Notes 8から、メニューバーに「すべて複製」というメニューが追加され、結果的に、Alt+O, R と入力することで複製を開始出来ます。
個人的には、レプリケータページをワークスペースのように活用していることや、複製に関してマウスでボタン1つクリックすることに対してストレスを感じてはいないので、この方法を用いることはないかと思いますが、複製とキーボードショートカットが大好きな方は是非活用してみて下さい。

2009/01/11

ユーザーが所属するグループを発見する

似たような話をいくつか聞いたことがあるのですが、まずは先月公開されたこちらのTechnoteをご紹介します。

Title: How to find all groups to which a Lotus Notes user belongs
Doc #: 1315617
URL: http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21315617

ここにある通り、Dominoディレクトリのグループビューには「グループメンバーの検索」というアクションボタンがあり、このボタンを使うと、対象のユーザー名を指定すると、グループが検索出来るようになっています。

この話をもう少しすると、こんな方法もあります。
まず、Domino Administratorクライアントを使った場合ですが、「ユーザーとグループ」タブの「グループ」→「管理」のダイアログにおいて、表示オプションを「メンバー管理」にしておくと、左側のビューで選択したユーザーが所属するグループが表示されます。

この他、時々「Dominoディレクトリカスタマイズの便利技」として紹介されることのある、「ユーザーでカテゴリ化されたグループビューを追加作成する」という方法です。Dominoディレクトリのカスタマイズにはなりますが、管理上このような作業が多い場合は、こういった管理用のビューを作成するのも便利ではないかと思います。
(Dominoディレクトリのカスタマイズには、「受信サーバーでカテゴリ化された接続文書ビュー」など、まだまだベストプラクティスがあるのではないかと思うのですが、これというのがあったら是非教えて下さい。)

2009/01/04

新年のご挨拶

昨年はすっかりブログを更新することが出来ず反省しておりますが、ここをご覧になって下さっている皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。なかなか家でゆっくりPCに向かうことが出来ず、些細なことをTwitterに書いたり、気になる内容をSBMしたり、という線だけは維持しようとしていたのですが、今年は偏った内容であれ、もう少しここにも投稿したいと思っています。(また、Domino関連のブロガーの応援もしたいです)

年初は Notes/Domino 8.5の登場や、Lotusphereなど話題たくさんですね。私自身はあまり関わりなさそうですが、自分なりの視点で注目していきたいです。

今年が皆様にとってよい年になりますように。