2009/06/23

Ctrl-Eについて

先日、「サーバー設定文書を編集して値を変えてサーバーを再起動する」というテストを数十回くらい行っていたのですが、そのときに同席していた人から、「なんでダブルクリックしていないのに編集モードでサーバー設定文書が開くのですか」という質問を受けたので、ちょっとCtrl-Eの話をしてみます。

Notesクライアントの数あるショートカットキーの中で、ちょっと地味な機能だと思いますが、Ctrl-Eは、文書を開いている時点で押すと、編集モードに切り替わります(つまり、この点ではマウスのダブルクリックと同じ)。

が、個人的に Ctrl-Eの効力って、以下の2点で大きいのではないかな、と思います。

1. ビューで文書を選択して Ctrl-E をすると、表示モードをはさまずに直接編集モードで開く
2. 編集モードの文書で Ctrl-E をすると、表示モードに戻すことが出来る。

1については、サーバー文書やサーバー設定文書など、「重いフォームの文書を開いてダブルクリックして編集モードにする」という操作に耐えられない、私のようなせっかちな人に便利です。
2については、ダブルクリックでは「表示モード」→「編集モード」が出来るけれど逆が出来ず、この技を知らないと(一度保存)→クローズ→開く という一連の流れをしてしまいがちですが、 Ctrl-E があれば、ほんの少しだけ節約出来ます。

Notesクライアントを使った編集の繰り返しに疲れたら、是非使ってみて下さい。

2009/06/21

8.5.1/8.5.2/9.0

製品の将来的な話に興味のある方も多いかと思いますが、情報源へのリンクなどを含め、まとまったブログ記事がありましたのでご紹介しておきます。

.Domino Framework Notes 8.5.1 & 8.5.2 Update

ご参考までに、どうぞ。

2009/06/18

Lotus Notes 8.5 クライアントガイド

Lotus Notes 8.5の書籍が出版されたそうです。私はまだ現物を見ていないのですが、最新の 8.5に関するガイド、ということで 8.5にご興味がある方には参考になるのではないかと思います。

Lotus Notes 8.5 クライアントガイド|書籍情報|秀和システム

目次を拝見するに、幅広く網羅されていて、基本的な知識の習得はもちろんのこと、より快適なユーザー生活を目指すパワーユーザーの方にとっても面白そうですね。長年クライアントを使っていても、実際には自分の知っている機能で操作が完結されてしまいがちなので、こういう出会いも大事かな、と思いました。

2009/04/04

社内ブログについて

先日、部内の後輩から、社内ブログをもっと啓蒙するにはどうしたらよいか、といった趣旨の相談を受けました。その時に、成功した事例として過去にどういうものがあったかで議論をしていたのですが、こういう使い方があるのだな、と気づいた例があったので、ちょっとここで書いてみます。

自分の勤務先では、社内ブログのインフラは整っていて、誰もが自由にブログを始めることが出来ます。自分も一応、上品で紳士的なSEを増やすための考察を共有の場で実験的に出来ないかと作ってみたものの、なかなか筆がすすみません。
まあ、自分のことはよいとして、読者として思うのは、経営層、上司、優秀な技術者のブログは読んでみたいと思います。実際には、自分の師匠をはじめ、とても興味深く教育的なメッセージを精力的に発信して下さる方もいるんですが、社内ブログという敷居の低さにも関わらず、偉い方々がこの手のものを書き続けるのはなかなか大変でエネルギーのいることなのではないかと思いました。

で、以前テクニカルサポート(当時のISEもその中の1組織)のトップだった方がやられていた社内ブログですが、以下のような形でやられていました。
- 極力毎日更新(結果的には毎日でなくても、1週間に2,3エントリは書かれていた)
- 内容は、部下たちの誰かのアクティビティ(主に成功したもの)を紹介する
- 名前を出して具体的に。場合によっては、ご自身宛の報告メールなどをそのまま紹介する

これって、読者側からすると、自組織の他のメンバーがやっている活動を認識するという点でもよいし、また紹介された人としてはちょっとしたご褒美ですし、またブログを書くマネージャにとっても、それほど負担にはならず、連続的に投稿出来てよい例なのではないかな、と思いました。
ブログに担当者の名前を出して紹介することは、以前、以下のブログ記事を読んだときになるほど、と感心したのですが、同じ効果がありそうだと思います。
(初めて来た人がすぐに使えるはてなにしたい - www.textfile.org)

ブログが活性化するには、自分的にはフィードリーダー、ブックマーク、ブログと3種のツールが揃ってこそ、とも感じますが、まず継続的にエントリが投稿されてのブログなので、こういうスタートもありでないかと思いました。

#最近、全然投稿出来ていないことを反省しつつ、雑談のような内容ですが、またスキを見てかけるように頑張ります。

2009/02/19

LDD Forumについて

長島さんの以下のエントリを見て、私もちょっと興味ある話だったので少し書いてみることにします。

Sandbox/Fix List/Notes Domino Forum はNotesクライアントで! - Notes サポートのつぶやき

Notesクライアントから、これらのサイトにアクセス出来るのは、notes.net だった頃からわりと有名で、Iris TodayとかSandboxとかをローカルに複製していた人も結構いたのではないかと思います。私も最近は複製ではやめましたが、FixListはNotesクライアントから結構よくアクセスしています。


ここのLDD Forumはとても活発で、毎日非常に多くの投稿で賑わっているため、英語処理能力で劣る非ネイティブとしてどう付き合っていくか、自分の中で多少迷っていました。
これだけ投稿がなされる中で、フィードバックも多いフォーラムなので、ヒントや事例探しではよくお世話になっており、そういう時はNotesクライアントから全文索引で探すようにしています。(Googleで引っかかることもありますが)
本当は出来れば全部の文書に目を通したいため、Notesクライアントの未既読機能を使って Tabキーだけで読みたいのですが、ネットワーク速度や量の問題もあって断念しました。
今は、これらのフォーラム(4&5, 6&7, 8, 8.5の4つ)は、メイントピック専用のRSSだけを購読して、それをものすごーい斜め読みで一瞬でもひっかかった文書だけ開いて読むようにしています。

このフォーラムでは、開発スタッフなどUS IBM/Lotusの人が時々返答を書いているので、そういう議論は読んでいるだけでとても勉強になります。残念ながら、名前をそれなりに知っておかないと、ぱっと見ただけでは反応出来ないのですが、私が目を通すときには、少なくとも「Andre Guirard」氏が返事を書いているときは、出来るだけ読むようにしています。この人は、Best Practice Makes Perfectのブログオーナーでもあり、最近はPerformance basics for IBM Lotus Notes developersという記事を書いたことでも有名(これは日本語にも翻訳されています。)ですが、とても精力的にフォーラムに貢献しているので、読んでいて参考になります。

もう1つ、LDD Forumを読むのだったら、Firefoxの Greasemonkey用のスクリプトとして OpenNTFで開発されているLDDMonkeyもおすすめです。私はNotesクライアント大好きですが、LDDMonkeyを見るとWebのUIの柔軟性の素晴らしさには反論できません。

ということで、私なりの LDD Forumのお付き合いとして
事例検索→Notesクライアント
新規購読→RSSリーダー
→気になった文書のみ開く→気になる返答をLDDMonkeyで開く→回答が素晴らしかったらブックマーク

という風にしていますが、もしほかに素敵なお付き合いの方法があったら、教えていただきたいです。

2009/02/15

削除スタブについて知っておきたいこと

これが全て、というわけではないですが、私が思う「削除スタブについて、とりあえず知っておきたいこと」をちょっと書いておきます。

1. DBの削除スタブ/削除スタブ数を把握する方法

NotesPeekを利用すると、削除スタブの一覧を確認することが出来ます。
ただ、よほどのトラブルシューティングをする時以外は不要かと思うので、「削除スタブがどれくらいあるか」を知りたいだけならば、サーバーコンソールコマンドの show database がお手ごろだと思います。

NotesPeekについては、長島さんのNotesPeek講座がわかりやすいです。
NotesPeek: 削除スタブを理解する - Notes サポートのつぶやき

2. 削除スタブを削除する方法

例えば、データベースを開発環境で作成し、それを納品したりするときにテスト文書の削除跡(つまり削除スタブが "0" ではない)がないようにしたいこともあると思いますが、そんな場合は複製の設定をいじることで数をゼロにすることが出来ます。
(参考)サーバー上にあるデータベースの文書の削除スタブをすぐにパージする方法

3. 削除スタブはいつか消える
削除スタブは、複製の設定で指定した日数に応じて、いつか削除されます。(削除スタブがパージされるタイミングとアクション
よく、複製を活用しながら、DBを他のサーバーに移行したりしますが、この時に検証などを行う都合上、パージ期間日数よりも長い間複製を行わなかったりすると、削除したはずの文書が復活することがあるので注意が必要です。
古典・徒然草にいわせれば、これはNotes/Dominoの特徴でもある「諦め」を上手く使った、「過去を諦める、良い諦め」とのことです。(90日でいいのかな)
他にも、複製やバックアップファイルなどの都合上、削除した文書が復活するケースがあると思うのできっと注意したほうがよいはずです。また、「削除した文書が復活する」という現象があったら、削除スタブがパージされた後、削除前のオリジナル文書を持つDBと複製があったかどうか、まずは疑ってよいと思います。

4. 削除スタブを持ちすぎない
おそらくですが、削除スタブが多すぎることは、DBのパフォーマンスにも影響があります。そのため、例えば1万文書を持つDBにおいて、毎日全文書を削除して、再作成する、といった運用を行うと、120日で120万文書の削除スタブを持つことになります。こういうことを考えると、「全件削除&再作成」は運用の方法なりを考えてもよいかと思います。
また、削除スタブのサイズも多少あるため、多すぎるとDBサイズにも多少の影響があります。(How large is a deletion stub in Lotus Notes/Domino)


他にも書くべきことがありそうな気もしますが・・・、その時は付け足します・・・。

2009/02/13

TouchBase

私の知り合いの Brian Benz が、OpenNTFにデビューした、というので、早速触ってみました。Brianは、TheViewなど USでは有名な技術誌に執筆していたり、Lotusphereを含むカンファレンスで講演したりと、たいした技術者で、XMLやJavaなどに強い開発者なのでいったいどんなDBなのだろう・・・と、期待しながら使ってみました。

プロジェクトは、こちら。
OpenNTF.org - TouchBase

紹介に "easy, safe, code-free, agent-free" とあるだけあって、驚くほどシンプルなDBでした。ツールは、NotesDBの連絡先(個人アドレス帳の各アドレスエントリ)を、Google, Yahooのアドレス帳に移すためなのですが、どんなエージェントを使っているのだろうかとワクワクしたら、あっさりと次のステップ
1. ローカルにツール(touchbase.nsf)を設置
2. 個人アドレス帳のエントリを、ビューから選択&コピー
3. ツールDB上で、ペースト
4. 対象のビューを開き、Notesクライアントの「ファイル」→「書き出し」で、ビュータイトルを含んだCSVとして、書き出し
5. Gmailなどから、CSVをインポートする

と、事実上、エクスポート用のビューを作った以外は何にもしていないのですが、NotesクライアントやWebサイトの標準機能を上手く使って手渡ししています。

また、FacebookやLinkedInなど、主要なソーシャルサイトは、Google, Yahooからのアドレスインポート機能を兼ね備えているため、結果的にNotesとこれらのサイトでアドレス帳が共有出来ます。
なかなか面白い形だな、と思いましたので、紹介させて頂きました。NotesとGmailとでアドレス帳共有したい方は試してみてもよいですし、そうでなくとも1つの事例として参考にしてみて下さい。

(参考)本人のブログより
Software Soapbox: My New OpenNTF project - TouchBase


#それにしても、OpenNTFといいながら、このプロジェクトはテンプレートではなくて、nsfのファイルでした。