2019/12/05

Notes 10クライアントのAutoUpdateについて

本日いつものようにブログを巡回していたら、以下の投稿が目に入りました。Lotusphereなどでもおなじみ、イタリアを代表するHCL Master の Roberto氏の投稿です。

Notes 10.x Autoupdate works only for English clients

 これは、Notes 10 の新機能の1つである、クライアントのオートアップデート機能(AUT)に関する記事です。オートアップデート機能は、スマートアップグレード機能もそうでしたが、リリースされた直後は利用対象がないため、忘れた頃にバズる機能かと思います。

今回のブログの報告によると、イタリア語環境においてNotes 10.0.1 FP2の環境を FP3 にバージョンアップするにあたり、この機能が動かないことをサポートと会話していたそうです。その結果、10.0.1から10.0.1.XへのAUTの利用は、イタリア語環境だけでなく、英語版以外の全てのクライアントで利用出来ないそうです。当然日本語版でも該当します。

これについては、アイディア投稿サイトに早速エントリが出来ました。
https://domino-ideas.hcltechsw.com/ideas/DOMINO-I-1072 
 バグか仕様か、という話はありますが、この手の言語依存環境における課題をきちんと認識してもらうことは重要で、日本語圏からは特に発信が届きにくいこともあり、ここは是非、上記のアイディアサイトの「VOTE」を皆さんでクリックして頂けると、未来が期待出来ると思います。

HCL社になり、Domino V11は各国語同時リリースされるなど、各言語からの意見は十分に届いているようですし、また、本日 Factory Tour のために来日した Notes/Domino担当者、Sametime担当者と、個別に「日本からの要望として、製品検証をするときは、コンテンツに日本語やUTF-8で試すことを忘れないで欲しい 」と言ってきましたが、彼らは既に実施済であり、よく認識されているようでした。今回のようなケースもありますが、そこは皆さんの声で改善出来れば、と思います。

 なお、Roberto氏のブログの続きによると、AUT は今のところ完全にバックグラウンドでは動かず、手動終了する必要があったりなど、もう一歩のようですので、こちらも改善されるとよいですね。

0 件のコメント: