Eclipseの話は先の話ですが、Domino Designer 8に関して、今日私が聞いてきた件です。
基本的に、Domino Designer 8は現在のDesignerの拡張のような形になります。以下に、いくつかポイントを書きますが、Lotusphereは資料配布は基本的にないので、私の手元のメモ程度ということをご了承下さい。
- Webサービス
Domino 7では、サービスプロバイダになることが可能でしたが、Notes/Domino 8では、サービスのコンシューマ、つまりクライアントになることが出来ます。Notesクライアント、Dominoサーバー共に可能です。デモしていましたが、Notesクライアントから、Webサービスに対して情報を取得するような、いわば「Webサーバーに対するDBLookup」のようなことが、Webサービスを使って簡単に作れるようになります。
- Composite Application
今回のLotusphereで非常にキーワードとなっていますが、まだ完全に掴めていません。
コンポーネントがお互いに通信しながら1つのアプリを提供するイメージなのですが、コンポーネントのプロパティやアクションを経由してのみ通信するという疎結合なところが特徴なようです。
Notes 8で Composite Applicationを作成するということは、既存のNotesの要素(DBやフォーム、ビューなど)に、Eclipseなどで作った別のコンポーネントが組み合わせられるということのようです。例えば、フレームで複数に分かれた部分の中で、Eclipseで作ったタグクラウンドの用語を選択すると、別のフレームのDominoの単一カテゴリビューが連動し、選択した要素一覧が表示されたりします。ここには、「タグクラウド」というEclipseのアプリと、「単一カテゴリ埋め込みフォーム」というNotes設計の2つのコンポーネントが登場しますが、この2つを予め「Composite Application Editor」で関連付け(Wire)しておくことで、タグクラウドアプリではNotesDBを意識することなく疎結合にアプリが作れるということのようです。
ビューの拡張:
表形式でビューが作れたり、プレビューペインが右側についたり、その他細かい話がたくさんありました。
パフォーマンスに影響する話では、クリッカブルソート部分のインデックス生成が on-the-fly になるとか、全文索引が存在しないDBの検索を強制無効化出来る(DBプロパティ)、などがあるようです。
LotusScriptの拡張:
いろいろあるのですが、見たかんじ一番嬉しいと思ったのは、未既読の操作でしょうか。
あと、DB2も・・・です。
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