2016/04/24

Dominoのアプリケーション開発の将来に関する1つの話

長年 Notes/Domino のアプリケーション開発の世界で啓蒙を行ってきた Niklas Heidloff (現在はBluemix界隈で活躍中) が、以下のようなブログエントリを書いて、Domino界隈でとても大きな話題になっております。コメントが本日現在で 37件というのだから、その注目度がわかります。あの、Ed Brill までコメントしております。

My Thoughts on the Next Generation of IBM Domino App Dev

内容は、Dominoの開発について、オンプレミス、クラウドの双方を見たときに、今後どのように進化するのか、という外野からの「意見」です。


簡単に紹介すると、次の2点です。
1) Dominoは今後 Node.js の技術をもっと吸収したほうがよいのではないか
これまでも製品は技術を追加することで拡張してきたのだから、出来れば製品標準として組み込めればよい。
特に、Node.js の技術と Dominoが得意なビジネス・コラボレーションアプリの相性がよいのではないか。(例: 認証、認可、RAD、Web/モバイル、NoSQL利用など)
さらに、コラボレーション系のアプリケーションは、今後コグニティブへと融合していくことが予想されるが、例えば Bluemix で提供されるコグニティブ機能に対して、Node.js が一番触りやすいのではないか。(他のランタイムでも出来るけれど、サンプルも豊富だし)
RADという上で考えても、Node.js にはLoopBack という仕組みがある。(もし将来的に、LoopBackからのNSFコネクタが出来ればとてもよい)

2) Cloudant の積極活用を考えてよいのではないか
特に、クラウドでのDominoアプリケーションという意味では、Bluemix上で動かすようになるだろうが、その時のクラウドデータベースとしては、NSFに似ているCloudantがよいのではないか。


もっとも Niklas は現在、Bluemixに強く関わっており、CLEANスタック というアーキテクチャを啓蒙しようとしておりますので、読み手はそういった背景を理解した上で、自身のフィルタをかけながら読む必要はあると思います。
コメントの中には、Domino自身に Node.js を組み込むのではなく、Node.js から Dominoに触ることのほうが大事だと主張する意見もあります。


いずれにせよ、これだけ REST API ベースでアプリケーションがつながって行く世界なので、Dominoの開発者として、Node.js / Cloudant (MongoDBとかComposeでもよいですが)を知っておくアドバンテージはあるのではないかと私は思います。

2016/04/05

Domino Web Administratorは使わないほうがよい

新しい話ではないのですが、最近質問を受け、あまり知られていないようですので、メモ程度に書いておきます。

以下のTechnoteにある通り、Domino Web Administrator (Web管理クライアント / webadmin.nsf )を使うことは、脆弱性があり、現在推奨されていません。将来的に廃止の予定です。

IBM (参考) セキュリティ情報:IBM Domino Web Administrator の代わりに IBM Domino Administrator クライアントを使用することによる、より安全な IBM Domino サーバーの管理




以下のような Technote もあり notes.ini で Web Administrator の機能を無効化することも出来ますし、webadmin.ntf を削除する方法もあるかと思います。

IBM How to disable webadmin.nsf?

Domino の管理には、管理クライアントをお使いください。


(以下思い出話)
Domino 6 が出荷された時は、まだこの世に Ajax という言葉もなく、DHTML を使ったWeb画面は世間一般にも相当お洒落でした。私も、管理クライアントと同じUIを持つWebクライアントということで、ワクワクしながら触ったことを覚えています。この実現のために(?)、サーバーコンソールコマンドの出力結果にはXML出力オプションがつきましたし、通常の管理クライアントでは扱いにくい notes.ini まで見れたのも、驚きました。
dfc というフレームワークまで作り、それなりの盛り上がりを見せていましたが、これまでの利用のされ方などを見ても、Domino管理クライアント一本化のほうがよいかな、と思いました。

2016/03/21

60+ in 60 - Admin Tipsのスライドを読む

毎年前半は、IBM Connectのセッションスライドを読むのを楽しみにしていますが、そのいくつかを紹介したいと思います。
IBM Connectの名物セッションの1つに「Adminblast」というのがあります。これはPaul Mooneyが中心になってやっていたセッションで、Domino管理者向けの大量のTipsを連発するセッションです。私もかなり影響を受けました。
過去のスライドも公開されているので、見てみると、まだ学べることもたくさんあると思います。
http://www.pmooney.net/resources/

Paulは最近この手の活動から離れているのですが、そこでIBM Championの Chris Miller が今年は類似セッションを受け持ちました。
ものすごい注目セッションのはずだったのですが、IBM Connect では、なんと「What's New in IBM Notes and IBM Domino」と時間がかぶってしまい、私は行くことが出来ませんでした。しかし、ありがたいことに、スライドが公開されているので、読ませて頂きます。もちろん、Chris Millerのことだから、スライドに書いていない話を大量に早口でして、凝縮された充実の1時間であったのだろうと思いますが。

60+ in 60 - Admin Tips Power Hour session slides from IBM Connect 2016

気になるところを多少見て行きます。

#3 では OpenNTF の Mail File Digest というツールが紹介されていますが、使ったことのある日本の方は少ないのではないかと思います。

#4 の show config コマンドは、私も notes.ini のパラメータを簡単に確認したいとこによく使います。類似した話として、先日 stackoverflow で「他サーバーの notes.ini パラメータをどうやって知るか」という質問にも使われていました。

#7 Chris は別のセッションでも、log_replication=1 は無意味だからやめよう、と言っていました。

#9 notes.iniを直接変更した場合にサーバー文書に値を戻すためのパラメータが紹介されています。私は使ったことがありませんが、この Technote にも記載がありました。(あまり知られていないですよね)
'Set Config' parameter does not alter the parameter in the Domino server configuration document

#11 複数の mail.box を作るときの推奨。

#23 サーバー文書を変更すると、自動的に DXL ファイルが出力されるので、後からトラッキングが出来ますよ、という話。

#27 gifファイルなどは、HTTPのログから消したほうが、ログがさっぱりします、という話。

#56 Notesクライアントで添付ファイルをダブルクリックしたときの動作の話ですが、私はこのパラメータが大好きです。

と、いくつかをピックアップしましたが、大変興味深いスライドなので、システム管理系に興味がある方は目を通してみると楽しいですし、日常業務で役に立つこともあるかもしれません。
Chris は、従来より、ツール系の紹介をよくやっており、また、近年ログの活用についてセッションをよくやっていることもあって、この60項目には、ツールの話とログの話が多かったと思います。
この手の話は、60個の中で1つでも有用なものがあれば、成功のようなものでして、少しずつ中身を替えながら毎年やってもらいたいと思います。

2016/02/20

Dominoデータをモダナイズする「LDC Via」ソリューション

IBM Connect 2016に参加するにあたり、テクてく Lotus 技術者夜会で「LDC Via」という海外ソリューションを視察してくる、という宿題を頂きました。
現地では、LDC Viaチームと2回ほどミーティングをさせて頂きましたので、簡単にご報告いたします。

LDC Via とは
イギリスで活動する4人の熟練の Domino 技術者が立ち上げた組織で、現在のNotesのデータ(nsf) をより活用するためのソリューションを提供しています。
彼らの言葉では、データや知識を "modernize" する、と呼んでいるようです。

主に以下の3つがこのソリューションのキーです。
1) NotesDBライクなクラウドデータベースサービス
2) Notesデータベース(nsf)とMongoDBとの同期
3) MongoDBのデータをUI表示するための機能

それぞれ、詳細は以下の通りです。(以下は全て私の理解であり、実際は異なる可能性があります)

1) NotesDBライクなクラウドデータベースサービス

これはバックエンドの実体にMongoDBを使いつつ、NotesDBのような使い方が出来るサービスです。
例えば IBMのDBaaSの1つである compose などの同類に聞こえなくもないのですが、特徴的なのは「Notesデータベースを強く意識している」という点です。

例えば、以下のようなことが実現されています。
- 読者フィールド、作成者フィールドに相当するセキュリティがある
- 返答文書などの階層構造がある
- Notesのリッチテキストデータを引き続ける
- 添付ファイルが格納出来る

基本的にはクラウドのDBサービスですので、データアクセスは REST API になり、上記の機能を含め、Notesの扱いを意識したAPIが大量にあります。
LDC Via API Reference
逆に、いくらバックエンドが MongoDB であったとしても、MongoDBのAPIを直接叩くことは許可されていないそうです。
MongoDBを使うことで、DBサイズやスケーラビリティなど、今の nsf 以上のメリットを受けつつ、Notes的なAPIを使った開発が出来ることになるそうです。
MongoDBを使うことの恩恵は他にもあるのでしょうが、それは利用者が直接使うのではなく、API経由などで提供されていく形になるようです。

REST API ということは、開発言語を問わないので、node.js や Java、そしてXPages も含め好きな言語でデータ取得に行ってよいというのが売りです。

2) Notesデータベース(nsf)とクラウドデータベースとの同期
既存のNotesデータベースと、LDC Viaクラウドサービス(実体MongoDB)とのデータの同期機能があります。現在は、Notes⇒クラウドDBの片側同期ですが、近い将来、双方向の機能がサポートされるとのことです。
この同期にはツールを使いますが、以下の2種類が用意されています。

(1) DominoでDDSを有効にし、クラウド側からJSON経由でデータを同期する
(2) DominoのJavaAPIで作られたツールを使って同期する

デモを拝見して会話したところ、JSON経由はデータベースを1つ1つ指定するため、一括での大量移行には向きません。まとめて移行する場合は、Javaツールを使います。
もちろん、この移行のときに、現行の読者フィールドや文書階層などが維持されるということのようです。

3) MongoDBのデータをUI表示するための機能
上記の通り、基本的な機能はクラウドデータベース機能+ツールなのですが、LDC Via Lens という機能を使うと、さらにデータを表示することが出来ます。
特に、Dominoアプリケーションの中でも代表的な
- ディスカッション
- 文書ライブラリ
- チームルーム
- メールデータベース
は、近代的な Responsive Web UI でモバイルを含む、マルチデバイスで、セキュリティや階層構造を維持したまま閲覧が可能だそうです。

さらに、Notes でフォームを作るように、フィールドマッピングを行いながら、任意のDBの表示フォームを作ることが可能なようです。
ただ、私が理解する限り、アプリケーションプラットフォームとして使えるほどではなさそうなので、REST API 以外のデータ閲覧手段の1つだと認識してます。
(Notesワークフローがそのまま動くとかではないと思います)

また、データベースの検索なども可能であり、いわゆる「全文検索」と「フィールド別検索」 の組み合わせなどが可能とのことです。
複数のDBを串刺し検索したいという要望も多いらしく、現在は REST API での自作が可能なレベルですが、トッププライオリティで対応すると言っておりました。


LDC Viaソリューションの適用箇所
データをNotesの外に出していくわけですが、現行のNotes/Domino環境に対してポジティブに適用しているところが売りで、そこらへんはDominoコミュニティから生まれてくるだけのことがあります。

- 閲覧だけで使っているDominoの文書ライブラリをクラウドに移行し、オンプレ運用負担を軽くする
-外部へのデータ公開の1つのやり方として
セキュリティの維持や部分的な公開、マルチデバイスへの対応、検索対応など、良いとこどりを出来るのが売りみたいです。


よくある質問と、その回答
Q: 読者フィールドが守れるということは、ユーザーディレクトリの同期が必要なのでは?
A: やはりユーザー情報として、Notes階層名を別名として持つことが必要なようですが、APIで入れ込めますよう、とのことです。
なお、TDI のアダプターがあるわけではないですが、技術的には出来るでしょうとのこと。

Q: 読者フィールドがあるということは、パフォーマンスに問題はないのか?
A: 過去にパフォーマンスの問題があったNotesDBなどを使ってテストしてみたが、今のところパフォーマンス問題は見当たらない

Q: サイズ制限、DB数制限などは?
A: 特にないと思っている

Q: ノンコーディングで、どこまでアプリが作れるのか?
A: Lens機能の範囲で、フォームやビューを作ることが出来る。
(ワークフローなどは多分無理でしょう)

Q: ソーシャル連携を含め、外部連携はどうなっているか?
A: API で好きにつなげてください

Q: モバイルからのアクセスは?
A: Lens 機能で、例えば標準テンプレートは Responsive インタフェースで提供されている

Q: 串刺し検索は?
A: 現行はAPI。これから開発する予定。

Q: 文書リンクは機能するか?
A: 機能する (みたいです)

Q: Notesは出来るが、LDC Via が出来ないことは?
A: データベース機能という意味では、例えば現在データの暗号化の機能などはない。


最後に、UIやドキュメンテーションの日本語対応は現在されていませんが、日本のマーケットにも興味はあると言っていました。

以上が私の理解のサマリーになります。ご興味がある方は、彼らのホームページから、資料や動画が見れるので、確認してみてください。
LDC Via: modernise your Domino data

その他、詳細は、彼らの口から直接説明する機会が日本においてもあるかもしれません。
なお、IBM Champion でもあり、彼ら4人の1名である Mark Myers は日本が大好きで、よくプライベートで来日されるそうです。



なお、私はこの組織の関係者ではなく、テクてくでの宿題の結果としてこのエントリを書いております。

2016/02/16

IBM ConnectのセッションDB

先日、IBM ConnectのセッションDBについてを書きました。
IBM Connect 2016のスライド

が、slideshare を確認したり、ファイルで持っているのではなく、NotesDBでまとめてファイルを持っていたい方に朗報です。

Proud ProgrammerのBob Voith氏が素晴らしいものを公開してくれました。
以下で、セッションDBがダウンロード出来るようになっています。

IBM Connect 2016 session database with abstracts - just add presentations

また、IBM Connectに今年行かれた方は、セッションのスライドファイルを IBM Connect 2016コミュニティのファイルから zip 形式で一括ダウンロードが出来るのですが、それを自動的に各文書にインポートする機能が備わっていて、セッションの概要とスライドの添付ファイルが1つにまとまって使えるようになっています。とても便利です。
行かれた方限定ですが、是非お試し下さい。 

2016/02/14

IBM Connect を満喫する英語レベル

今回もIBM Connectにはたくさんの日本人が参加され、またオンライン動画を視聴された方も多くいらっしゃと思います。全てのセッションは英語で行われるので、全てを理解するのは難しいと思いますが、1人の日本人として私の感想を書いておきます。願わくば、次回自分が行く時はこれ以上の理解でありたいですし、他の方々の参考にもなればと思います。

私はここ数年何故かわりと英語を勉強していて、海外長期滞在経験はないのですが、資格だけで言えばTOEICリスニングは495点です。全部完璧に聞き取れて当たり前のように見えますが、実際はそんなことはありません。わからないことが多々ありますし、ある程度妥協しながら、重要なところだけ満喫出来ればよいかなと思いました。

1. OGSの英語
 OGS(Opening General Session)は今回2つありました。
IBM Connect 2016-GS Part 1
最初に登場したJason Silva氏の講演は私は多分80%くらい理解出来ました。情熱的でところどころ速いので、集中力を欠くとついていけなくなります。
tool の話と、exponentially のキーワードと、billionaire の再定義の話が理解できればよいかなという感想です。
 
次のWatsonの技術者の話は同じようなテンポ(やや速)ですが、ずっと聞き続けて、多分集中力が切れる人も多いと思います。ジョークの一部は理解出来ないものも多々あります。全体的に私の理解度は高くないです。

ケニアからのスピーカーは、訛り以外は問題なかったと思いますが、訛り慣れしてないと厳しいでしょう。一応理解出来たつもりでいます。

最後のディスカッションは、Katrina TroughtonのNZ訛りがやや聞きにくく、あと真ん中の女性が早口で、彼女が本気で内容の濃い話をしたら多分ついていけません。内容はほぼ理解出来ましたが、一字一句聞けてるわけではなくて雰囲気で判断してます。

IBM Connect 2016-GS part 2
OGS Part2 はようやく製品系デモが出てきますが、まず最初に、GreenWell社がいきなり出てきて、この仮想会社がOGSで登場することを知らないと状況理解がついていけなかったと思いますし、私もロールプレイの整理がすぐに出来ませんでした。
Part1はTED風プレゼンで、素直に理解しやすいのですが、Part2 は得意の製品系デモのはずなのに案外理解が弱いです。
- いきなりのロールプレイ理解の難しさ
- デモ画面の詳細が会場だとあまりよく見えない
といった理由で、私も現地1回だけでは6~7割くらいしか理解しておらず、実際には、後からYouTube動画を再生して詳細を確認しました。

今回の雰囲気だと、ゲストスピーカーのお話は TED のようなものだと思って、聞けばよいと思います。
製品デモに関しては、念のため過去数年のOGSでのデモを見ておくと、理解しやすいと思いました。来年は、多分ホストが Jeff Schick ではなく、Inhi Cho Suhになるので、彼女の TED などで慣れておくとよいと思います。


2. セッションの英語
セッションはスピーカーによってだいぶ違うのですが、私の理解は平均して 30%~90%くらいです。聞き落としの原因の多くは
- スピーカーがインテリ過ぎる
- 技術に馴染みがない
- 文化的な話が入る
- 早口すぎる
- 訛りがキツイ
- ボソボソ話す
などです。

有名人を例にすると:
まず Ed Brill のセッション。以下は過去のIBM Connectのセッションです。

IBM Connect 2013 - Whats New in IBM Notes 9
この例はNotes9の話でわかりやすいですが、Ed の最近のVerse社内展開の話は、やや速いスピードで格調高い単語・表現が使われたりするので、私はそんなに完璧には聞きとれません。おおよそのエッセンスはわかります。
(なお、私は今回 Ed のセッションは取りませんでしたが、すれ違うたびに挨拶だけしました)

もともと IBM Champion で今はIBM社員となった Mat Newman。以下も過去のセッションの例です。
Mat Newman - Lotusphere 2012 - BP102 - User Blast!
典型的なオーストラリア訛りですが、プレゼンが上手で、案外引き込まれてしまいます。私は今回のMatのセッションは80%くらいは理解出来ました。「ちゃんとリハーサルもやってるんだよ」とも言っていましたし、わかりやすいセッションだったと思います。時々オーストラリア訛りに対する脳内アイエイ変換が不発で聞き落とすこともあります。(特に、メールがマイルになるところ。。)

早口の例としては、カリスマ IBM Champion の Chris Miller。いつも素晴らしいコミュニティ活動をされています。
以下は彼がやっている Podcast から、今回の IBM Connect 2016の紹介です。
IBM Connect 2016 OGS and Day 1 review | IdoNotes Episode 145
このPodcastでも、やや早口なところもあるのですが、なんとか聞き取れます。
ところが、実際のセッションの中でのトークの速いこと速いこと。しかも、親切なことに、スライドに書いていない重要情報を大量に話すのです。残念なことに、私のリスニング力では、50~60%といったところです。


次に、life-time champion となった、Nerd Girlsでもリーダーシップを発揮している Gabriella Devis。
以下は、過去の Nerd Girlsセッションの動画です。
Gabriella Davis and Taking That Jacuzzi Time | Spark Ideas by the Nerd Girls
正直、かなり訛りがきつくて、私は理解が苦しいです。 今回はセッションに行っていませんが、場合によっては50%くらいしかわからないことも過去にありました。
彼女は、Connections を中心に、今後 Dominoエンジニアがフォローしていかなければいけない技術領域をリードしていて、もっと積極的に彼女から学ぶ必要があるのですが。

3. Ask the developer
名物セッションで、質問に対して開発者・製品マネージャが回答します。
スライドがないので、リスニング能力が全てです。
私は今回、90%以上は理解出来ました。質問も回答もわかりやすかったと思います。 (このセッションをこんなにすっきり聞けたのは今年が初めてでした)

4. 全体的なリスニング感想

私個人としては、今回の滞在で以下のようなシチュエーションが大変苦手でした。
日本で勉強しているだけだと、陥りやすいのだと思います。

1) ぶっきらぼうな人との会話
入国審査、タクシーの運転手、レストランでの会話、など。
さすがにこのような人は、IBM Connectの中では見かけませんが、通じない経験というのはそれなりにショックです。

2) うるさいところでの会話
例えばソリューションEXPOや、SpeedGeekingでは、とにかく周りが煩くて、日本語ですら聞くのが大変です。また、大きい声で話そうとすると、どうしても発音が母音が強くなり、こちらが話すことも通じにくくなります。しかし、今後に向けて特に対策はありません。。。

3) ぼそぼそと話す人
開発者に多いのですが、セッションによっては何を言っているかさっぱりわからない人がいます(今回はBluemixの担当者)。マイクを付けているのか付けていないのかわからないような人です。これは理解できなくても仕方ないだろうと、私は思いました。

4) 訛りがきつい人との会話
ヨーロッパ系もそうですが、ラボなどでは、中国人・インド人もたくさんいて、やはり不慣れだと会話に苦労します。私は実践経験が少ないので、訛りは苦手です。
普段から極力、YouTubeで、セミナー動画などを見ておくとよいかと思いました。特に、最近の OpenMic や、他の領域(例:Bluemix)ではインド人スピーカーのセッションも多くて、勉強になります。

5. 自ら話す機会

自ら望まず、業務上の必要性がなければ、ほぼおそらく話さずに終えることも出来ますが、折角の機会なので、以下はカタコトでも挑戦したほうがよいと私は思います。
- 憧れの人に挨拶する。セッション終了後や、ラボ、あと名前を見かけたら強引に。(私も今回憧れのChampionと会話が出来て感動しました)
- TechLab に行って、質問をたくさんする。これは日本から準備したほうがよいですが、うまく担当者が見つからないこともあるので期待し過ぎない程度に。
- Solution EXPO で会話する。 海外のトレンドと日本のギャップなどがわかって、ビジネスチャンスにもなるし、ガラパゴス化防止にもなります。


私が今度何年後に行くことになるかはわかりませんが、今年よりもさらに充実度があがればよいと思い、今年の感想を書いてみました。
本当は全部100%わかるに越したことはないのですが、日本では平均以上の英語力があると見なされても、こんな程度しか理解出来ないものですので、苦労があったとしてもあまり気にせず、また、日本人みんなで未来に向かってノウハウ共有したり、WWに向かったモチベーションが高まればよいなと思います。

2016/02/11

IBM Connect 2016のスライド

世の中には、Lotusphere / IBM Connect のスライドを読むのが大好きな人がいるようです。私もその1人で、毎年年初に「今年はスライド100本読む!」と思いつつ、結局年の前半に数十本読む程度になっています。めげずに今年も頑張ります!

今年も IBM Connect が終わって、スライドが様々な形で公開されています。
まず、IBM Connectに出席された方は IBM Connect のポータルサイトから各セッションごとにダウンロード出来るようになっています。
 しかし、なかなか1つ1つダウンロードするのが面倒だと思います。
 その時は、是非こちらをお試し下さい。まだ、スライドが全て出揃ったとはいえないので、暫定版みたいなものです。ブログ主さま(kenio.carvalho)曰く、来週アップデートして下さるそうです。

List of links to download Connect2016 presentations | mySphere

ところが、残念なことに、ファイル名だけでは、どのセッションだかよくわかりません。
それへの対策として、同じブログで今度はリネームようの Javaのコードが提供されていますので、自力で出来そうな方はやってみると幸せになれそうです。

How to rename all Connect 2016 presentation files at once | mySphere


それ以外にも、出席出来なかった方向けに、スピーカーの方々、特に IBM Champion たちが積極的にスライドを共有してくれています。

 まずは、Chris Millerが作っているセッションDBです。
2013年からのスライドのポータルになっています。
このエントリでそのことが多少紹介されています。
IBM Connect sessions database for 2016 | IdoNotes (and sleep)

セッションDBの実体は以下です。私は、今後のアップデートに期待してフィードリーダーに入れてあります。
IBM Connect Sessions & Lotusphere Slides


その他、開発系の方々は、ここも便利にまとまっていると思います。
XPages and more: IBM Connect 2016 - Overview of the session slides, blog posts and videos
XPages and more: IBM Connect 2016 - Session Slides Application Development


現地に行ってたとはいえ、参加者は4日間の最大で20セッションしか聞けないので 、私もこれからいろいろと楽しく読みたいと思います。

2016/02/07

IBM Connect 2016

先週行われた IBM Connect 2016 に参加してきました。私が参加するのは、2001年、2007年、2013年に続いて今回で4回目です。
やはり参加するといろいろと刺激を受けるもので、怠け者の私も、精力的に活動する IBM Champion たちを見習い、たまにはブログを書いてみたいと思います。

今回の発表、Domino, Connections, Verse の将来や、新しい Project Toscana については既に報告がありますので、ひとまず、軽い感想や、私が現地でやったことを書いてみます。

Opening General Session:
今年から、Part1 と Part2 の2つに分かれ、間に45分の休憩が入りました。このお休みが不要ではないかという声もありましたが、一方で、海外ブロガーの間では、この時間に情報整理が出来たり、EXPOに行けたり、また久しぶりの再開が出来てよかった、などの声も見られました。
製品関連の話は、Part2 に集約され、Part1 は中身がなかったという声もあるのですが、外部からのIT業界に対する期待のようなものを感じることが出来て、私には多少の刺激になりました

新製品などにご興味ある場合は、以下の YouTube ビデオが公開されています。
IBM Connect 2016-GS part 2 - YouTube

各種セッション:
昔は Notes/Domino に関するセッションだけ行っていたのですが、ここにきて、業界としての範囲も広くなり、私が必要とする範囲も広くなり、ストラテジーに行くか、製品系に行くか、ノウハウ系に行くか、技術でも開発系、運用系、などセッション選びが悩ましかったです。また、日数が1日短くなったこともあり、泣く泣く見送ったセッションもありました。
会社の垣根を越えて、参加される技術者同士で、事前に戦略など立てておくとよいかな、と思いました。

Jump Start セッションは、以前は入門系セッションが多かったのですが、今回は単なる技術セッションになってしまったような気がします。

Ask the developer:
最終日の名物セッションです。3年前は Mat Newman がまだIBM社員ではなかったので、たくさん質問していたのが印象的でした。
今回は前回までと少し勝手が違ったと思います。私が知っている限り、これまでは developer が回答していましたが、今回は product manager も一緒に回答していたため、わりと流れがスムーズだったと思います。あっという間の1時間でした。

Solution EXPO:
パートナーが、自社のソリューションを紹介するブースです。コンパクトにまとめられていましたが、とにかくざわついていて、なかなか会話が困難です。印象として、これまではNotes関連のソリューションが目立ちましたが、今回はあちこちで Connections の画面が見られました。
日本にいると、海外のソリューションを知るきっかけはあまりないので、とても参考になります。セッションで忙しくて、なかなかゆっくり回る時間がないのが難点です。お勧めは初日です。ビール飲み放題です。

SpeedGeeking:
ここ数年のConnect名物で、Solution EXPO の一部を使って、1人5分のプレゼンをします。聞き手は、だいたい1テーブル、数名です。PCの画面を見ながら、うるさい会場でマイクなしでやりますので、大変ですが、IBM Championなどの有名人と接触のきっかけになったりするので私は好きです。
今回は
- ブログアクセスを倍増させる方法
- OpenNTF運営の苦労
- 1つのコンテンツを複数デバイスで編集
- Connectionsのユーザーアダプション
- Notesの複製のトラブルシューティング
などなど、でした。いろいろ聞きましたが、よくわからなかったものも多い。

Technical Lab:
製品開発者がいるブースです。日ごろの悩みを直接開発者にぶつけることが出来る、限られた機会です。開発者といえど何でも知っているわけではなく、彼らが協力してくれるようなよい質問をするのが大事かなと思いました。実践系ではなく、どちらかというと、純粋な技術・アーキテクチャの質問をすべきだと感じました。
私が尊敬する IBM Champion の Daniel Nashed は、 スキルを付けたければ、ここに来なければダメだ、と言っていました。

なお、OGS でのWatson連携のデモについて、Verseの開発者に、「この言語認識機能は日本語も大丈夫なのか」と聞いてみたところ、「自分たちも今のところわからないけれど、大丈夫じゃないかなー」と言っていました。開発者は案外、自分の本当の担当エリアしか知らなかったりするので、全てを期待しすぎてもいけないのです。

また、Technical Lab ではありませんが、朝食を食べているときに、Verse の UI を開発しているという女性から話しかけられて、今回の印象や、ユーザーとして Verse を使った時の印象について話をしました。
食事のときの会話は、なかなか難しいのですが、運が良いとこういう遭遇もあったりします。彼女も、日本語大丈夫じゃないかしらーねと言っておりましたが、UIの担当ですので参考程度に聞いておきました。

IBM Champion との交流:

私は世界各国のIBM Championをとても尊敬しています。Championのセッションを受講出来るものありがたいですが、機会があれば、直接交流が出来るのもとてもありがたいです。
Java/XML/XPagesで活躍する友人の Paul Calhoun と挨拶出来たこともよかったですし、何より今回は、私が長年ずっと尊敬し続けている Daniel Nashed と直接交流が出来たのがよかったです。

また、実際に現地に行くことで、私が知らなかった、すごいChampion がいることを知れるのもよかったです。今回発見したの、Ytria社のBen Menesiです。多少挨拶したのですが、今後彼の講演のスライドなどはチェックしておきたいなと思いました。 (というか、Ytria社の技術ブログを購読リスとに入れました)

海外ソリューションの視察:
今回、テクてくLotusにて私の宿題として、LDC Via というソリューションを視察してきました。まず、このソリューションに対する疑問を解消するために1時間のミーティングを行い、その後、日本でソリューション展開が可能であるかどうかについて、30分のミーティングを行いました。
これについては、別途ブログで概要などをご報告したいと思いますし、機会があればどこかでお話したいと思います。

Senior Product Managerとの製品改善ミーティング:
私が今期参加した ノーツコンソーシアムの「ノーツ&コラボ技術研究会」では、製品改善要望をまとめていたのですが、たまたま私が IBM Connect に参加したということもあり、製品担当者にインプットしてきました。
わりと一瞬で却下される要望が多いのかな、と思いながらミーティングに臨みましたが、一件一件、その背景などを丁寧に聞いてくれて逆に驚きました。

SC Notes Onboarding担当者との顔合わせ:
私はWWで展開中の、SC Notes Onboarding研修の講師も担当しているのですが、WWの責任部門のメンバーと今回初めて顔合わせが出来ました。日本人は、わりとドメスティックに活動していますが、世界的には Connect の価値はこういうところにあるのだと感じます。



もし、行ってみたくなった方がいらっしゃれば、是非来年以降、体験してみてください。出来れば私も、またご一緒したいです!

2013/04/27

Brick City

最近、The Taking Notes Podcastを聞いていて知った話をご紹介します。

UKで開催されるユーザーグループイベント、UKLUGで活躍されている、Warren Elsmore氏が、本を出版されたということで、興味深く調べてみました。

Brick City」 というタイトルの本で、なんと、コラボレーションやソーシャルの本ではなく、LEGOの本なのだそうです。
Kindle版は特になさそうなのと、コラボレーションの本ではないので私はパスしますが、LEGOが好きな方ならきっと楽しめるのだと思います。

世の中にはマルチタレントな人もいるものだと感心します!

2013/04/14

tell adminp show databases

このコマンドは、昔からあるようなのですが、"tell adminp" と来ると、自然に次は "process" と入力してしまう管理者の方は多いと思います。私もそうです。

この adminp ですが、今日、たまたまちょっと珍しいコマンドを目にする機会があったので、紹介します。

> tell adminp show databases

と入力すると、入力したサーバーをシステム管理サーバーとするDBの一覧が出力されます。結果は、log.nsf にも記録されるようです。

あまり使い道は思い浮かびませんが、サーバーを長期間停止したり、廃止したりする直前に、一度実行しておくと、システム管理サーバーの変更忘れの対策になるかと思います。

2013/03/12

印刷時に全文検索結果のハイライトを表示させない方法

Notesクライアントで、全文検索を使って文書を探すのは便利ですが、印刷するときに、ハイライトされた部分も印刷されてしまうのが気に入らない・・・って方はいると思います。

最近公開された、英語版の Technote ですが、この印刷時の全文検索結果ハイライトを無効化するための notes.ini パラメータが紹介されていました。

How to hide Full Text search highlights when printing

具体的には、Notesクライアントの notes.ini に、以下のパラメータを設定します。

DontPrintFTHighlights=1

興味がある方は、是非お試し下さい。私も今日からこの設定を有効にします!

2013/03/02

notes.ini パラメータの編集方法

notes.ini ファイルのパラメータ編集方法として、もちろんテキストエディタで編集するという方法もあるのですが、それ以外にもいくつか方法があります。

少し調べてみたところ、以下のIdeaJamエントリのRalph Borcherds氏のコメントが、なかなかよいと思いました。

IdeaJam(tm) - Configuration document - notes.ini settings dialog box

これを参考にしつつ、私の知識を以下にまとめます。

1. サーバーコンソールコマンド 「set config パラメータ=xxxx」を使う
サーバー稼働中に、パラメータを安全に設定出来る方法です。
サーバー再起動が必要になるかどうかはパラメータに依存します。
入力後に、「~を~に設定しました」と応答があるかどうか、でおおよそわかるようですが、これだけでは正確に判断出来ないみたいです。

set config コマンドのほかに、" show config " というコマンドがありますが、これは現行の notes.ini パラメータをコンソールから確認出来るので便利です。
例:> show config servertasks
と入力すると、servertasks= で記載したパラメータが確認出来ます。

show config では、* も利用出来るため、
> show config servertasks*
と入力すると、servertasksatXX も含む一覧が確認出来ます。
さらに、
> show config *
と入力すると、 現在の notes.ini パラメータ一覧が確認出来ます。(アルファベット順にソート済)

2. サーバー設定文書の「NOTES.INI」タブで設定する
サーバー設定文書で設定する場合のメリットは、ドメイン内の全サーバー、もしくはサーバーグループを対象に、必ず設定すべきパラメータとして設定出来る点です。確実に設定したいパラメータなどは、ここに記載してよいと思います。

その他
使っているケースは少ないでしょうが、webadmin.nsf では notes.ini パラメータの直接編集が出来ます。(Domino Administrator では出来ない)

テキストエディタを使って直接編集することも、もちろんありですが、以下のような点が注意点でしょうか。
1) サーバー停止時に変更する。
2) 最後に1行改行を加える
3) UNIX環境の場合、ファイルのパーミッションとしてDominoサーバーが開けるように注意する。(rootアカウントで作業しない)

おまけ
一部の notes.ini パラメータは特殊扱いになっていて、"set config" コマンドなどが使えません。代表的なものは、"Secure_Disable_FullAdmin" です。
一部の Notes/Domino の機能はセキュリティに強すぎるため、notes.ini で制御することが出来ますが、Notes/Dominoの管理者は サーバーコンソールやサーバー設定文書で、そのパラメータすら設定変更が出来ます。
そのため、こういったパラメータ(通常 Secure_Disable... で始まる?)はファイルの直接変更のみが有効になっており、Domino管理者がOSにログインできない環境では有効です。

2013/02/27

Dominoクラスタのセカンダリサーバーへの配慮

今日は、Andy Pedisich のブログで見つけたこのネタより。(この人は、統計レポート関連で、なかなかよい仕事をしているのですが、それはまた次の機会に。)

Connect2013 Here’s a straight up quickie from Paul Mooney and Gab Davis presentation AdminBlast!

実は、私もこの Adminblast 2013 を受講して、同じく Tip #26 は、いいなあと思っていました。
Dominoクラスタリングで運用しているとき、セカンダリーサーバーは、アクセスする機会が少ないほうがよいのですが、いざ必要になったときに、DBのビューが作られていないと、ユーザーは快適なレスポンスタイムが得られません。

そのため、明らかに必要そうなビューがあれば、事前に作っておきましょう、という Tips です。IBM Domino 9.0 からは、似たようなことが、サーバー機能で出来そうなのですが、そうでない環境でも、この Tips は適用していいのではと思います。

Adminblast 2013 の資料は、こちらからアクセス出来ますのでご興味あればどうぞ。

Adminblast 2013. Deck for download

2013/02/23

Ed Brill氏のブログへのアクセス

今月は、必死に Ed Brill氏著書の "Opting In" を読んでいます。
ようやく後半に来たのですが、この本の中に少し興味深いことが書いてあったので、紹介させて下さい。

Ed Brill氏のブログですが、著書の中で、どういった国からのアクセスが何パーセントかどうかが書かれています。そのアクセスの多くは、英語圏からのアクセスですが、では、日本からのアクセスは全体の何パーセントかというと・・・。
1 %なのだそうです。中国やブラジルも同様とのこと。(しかし、だいぶ丸められている気もするので、大きな誤差はありそうです)

この数字が大きいかどうかわからず、以前は Lotusphere のアジア圏からの参加者は 1%くらいなんていわれていましたので、まあそんなものかとも思います。とりあえず 1%でも日本が認識されていてよかったです。
Ed 氏はロールが変わったこともあり、今後英語圏の情報の中で、どこらへんのWebサイトやブログを中心に読んでいくとよいのか、私もはっきりと答えを持ってないのですが、よい情報をみかけたらご紹介していきたいです。

2013/02/20

Mobilizing Employees with IBM Notes Traveler

自分は普段、Lotus Redbook のRSSフィードをチェックしています。先日、Travelerに関するRedbook(Wiki)が発行されていたのに、今日はまた新たに Travelerに関する技術文書が発行されていました。

IBM Redbooks | Mobilizing Employees with IBM Notes Traveler

PDF形式でのダウンロードも出来ますが、本文自体がもうこのページに全部記載されており、PDFでも12ページ程度のちょっとしたソリューションガイド、という位置づけのようです。

基本機能や、構成などについての概要がかかれてますが、以下のあたりを簡単に読んでおけばよいかな、と思いました。

- 図3 のアーキテクチャ概要
- DMZ配置 / リバースプロキシ / VPNを使った、3パターン
- HA構成の概要

また興味深いのは、"Usage scenarios" ということで、PDFの8ページから、IBMの事例が記載されています。
これによると、世界中の19,500のユーザーに対して 20台の Linux サーバーでホストしているとのことです。また、アクセス形式は、リバースプロキシ経由ということです。

短い内容ですので、もし Traveler にご興味があれば、目を通してみて下さい。

2013/02/19

Sametime Meeting が TED に登場

NHKのスーパープレゼンテーションなどで日本でも注目を集めているTEDですが、そのTEDに、Sametime Meeting が登場する、という話をここのブログで知りました。

TED Talks: IBM Sametime Meetings as a translation platform for teaching surgery. (The Sametime Blog)

この中で、外科手術を世界中の医師に教えるにあたり、どのようにして、距離の壁、言語の壁を乗り越えたのか、Dr. Steven Schwaitzberが語っています。

内容は11分くらいで、日本語字幕はありませんが、英語字幕がありますし、話し方もゆっくりですので、医学用語を聞き飛ばせば、理解出来ると思います。
ご興味あれば、お時間のあるときにどうぞ。



2013/02/17

Nerd Girls グループ

IBM Connect/Lotusphere の事後整理をしているうちに、"Nerd Girls"グループの専用サイトがあることを発見しました。

Nerd Girls Group

自分は、このコミュニティが何であるかを語れるほどわかっているわけではないのですが、数年前から見かける用語であり、Lotusコミュニティ全体の中でも存在感があったので、気になっていました。

こちらのブログエントリにその概要が記載されています。
Nerd Girls at Lotusphere - IBM Social Business Insights Blog

技術コミュニティの中での女性の過ごしやすさをテーマに、2009年から始まったようですが、オフィシャルサイトでの今年の IBM Connect での活動をみると、とてもコミュニティとして充実しているようですね。

Gabriella Davisさんは、今年の IBM Connect でも、Paul Mooney氏との、Adminblast で発表されていたり、また SpeedGeeking イベントでも、スピーカーをされていたりと、大活躍されていました。
(私の拙い英語力だと、彼女の英語はなかなか聞き取りにくかったですが、どんな英語も聞き取れる耳を作って、いろんなことを学べるようにならなくては、と反省しました)

2013/02/16

Notes Browser Plug-in と Dominoクラスタ

IBM Notes/Domino 9.0 の期待の新機能の1つは、Notes Browser Plug-in (NBP) です。NBPは、Webブラウザのプラグインとして軽量な Notesクライアントが立ち上がり、ブラウザの中でNotesアプリケーションをそのまま動作させることが出来る機能です。

NBP は、Notesクライアントが持っている基本機能がそのまま動作しますが、Browser技術と組みあわせて動くためDominoクラスタは大丈夫なのだろうか、という疑問があがっています。
これについて、IBM Connect の "Ask the developers" セッションで開発部門からは、「動きます」という返事がありましたが、実際どうなのだろう、ということが、テクてくコミュニティの中で話題になりました。
そこで、手元の環境で簡易検証してみました。

環境:
サーバー :
North/Sphere (Domino 9.0 Public Beta)
South/Sphere  (Domino 9.0 Public Beta)
クライアント:
Notes Standard 9.0 Public Betaインストールに付属するNBP

前提:
両サーバーは同一クラスタに所属
North/Sphere は停止
非管理者のユーザーIDで NBP を起動

テスト1: 
ワークスペースから North/Sphere 上のDBアイコンをクリック
⇒ South/SphereのDBが開く (フェイルオーバー成功)
(図1. アドレスバーも、South/Sphereに)

テスト2: 
ブラウザにブックマークされた North/Sphere 上のDB文書を開く
⇒ South/SphereのDBが開く (フェイルオーバー成功)
※ブラウザのアドレスバーには、Northが表示されているが、実際に開いているのは South/Sphere のDB

 (図2. アドレスバーは、North/Sphereに)

ということで、簡易検証の結果として、Dominoクラスタ は機能しています。
これ以上の部分、例えばアプリケーションの中でサーバー名をハードコードした場合の動作は、通常の Notes Basic クライアントと同じと思えるため、特に検証していません。

何にせよ、ベータ版ですの動作ですので、ご参考までに・・・。


2013/02/14

IBM Notes Traveler Redbook の PDF版

先日ご紹介した、Traveler のRedbookですが、PDF版になって公開されました。Wikiをベースにして書いてあるためか、最新情報は常にWikiのほうを見て下さい、という注釈とともに、Draftという位置づけになっているようですが、こちらのほうが Wiki より格段と読みやすいですし、まとめ読みするならこれがよいと思います。(個人的には、Kindle 版も公開して欲しいです)

Lotus Notes and Domino wiki : IBM Redbooks: IBM Notes Traveler hints and tips for a successful deployment : PDF of IBM Redbooks: IBM Notes Traveler hints and tips for a successful deployment

以前より、Redbook を Wiki で公開し、その後に PDF を公開するというのはあったのですが、今回の PDF はより、Redbookらしいフォーマットになっており、違和感がなくなったような気がします。
Travelerサーバーを構築したり運用したりする方は、是非お手元に保存しておいて下さい。
(Notesクライアントをお使いの場合は、ブックマークバーに、PDFを登録しておくと、すぐに起動できておすすめです。)


2013/02/13

IBM Connectの裏にあった悲しい事故

今日 Paul Mooney のブログを見て知ったのですが、IBM Connect にデンマークから来ていた Kenneth さんが、オーランドでバイク事故にあわれて亡くなられたそうです。
Online book of condolences for Kenneth Kjaerbye


お悔やみサイトが作られており、たくさんの人がコメントされています。
私からもお悔やみ申し上げたいと思います。
Kenneth Kjaerbye's Memorial Website - Condolences | OurMemoryOf.com

ここのコメントを見ていると、いかに Kenneth さんが Lotus Community から愛されていたかがよくわかりますし、また、本人を知らない人たちからも、暖かいコメントが入っているところに、Lotus Community の暖かさを感じました。

自分も昔、病気で入院していたことがあったのですが、そのときにお見舞いに来てくれた人が、「これ海外のお友達からの寄せ書きです」といって印刷した紙の束をくれたことがありました。正直、海外のお友達なんて、思いつく人がほとんどいなかったのですが、ほんの少しだけ仕事で関わったことのある人から、Notes/Dominoの開発部門のビッグネームの人たちまで、お会いしたこともないたくさんの人たちから暖かい言葉をもらって元気付けられた時のことを少し思い出しました。


今日はなんか悲しい紹介記事の話ですみません・・・。