2006/06/24

クラッシュとハング

Dominoサーバーのハングとクラッシュに関する英語記事の日本語翻訳が公開されたようです。

Lotus Domino のハングとクラッシュのトラブルシューティング

一言でDominoサーバーの問題といっても、ハングやクラッシュから、パフォーマンスが遅いなど、いろいろとあるのですが、この記事はクラッシュやハングを理解する手がかりになりそうです。

私の個人的な意見では、まず、「クラッシュ」と「ハング」の違いを認識し、情報伝達をするときに、この2つの用語を正しく伝える、というだけで、最初のすれ違いを防止するのに非常に有効だと思います。上の記事では、「ダウン」という言葉も同義で使ってるようです。(私の)日本語的には「サーバーが落ちる」も同義としてよく使います。ハングは「フリーズ」とも言ったりしますね。
よくメールで「サーバーがハングしました・・・」と連絡を受けたりするのですが、多くの場合話を聞いてみると意図したいことは「クラッシュ」だったりするんです・・・。

この記事の中では、いろいろなことが書いてあるのですが、以下のところをきちんと読むのがよいかと思ってます。
  • サーバークラッシュと何か、と、一般的な症状。
  • クラッシュの原因として箇条書きに書かれていること
  • サーバーハングとは何か、と、一般的な症状。
  • サーバークラッシュのトラブルシューティングに書いてある「次の点を考慮します」の箇条書き
これに加え、「クラッシュの調査にはNSDというファイルを調べるのが有効」ということを覚えておけば、わりと遠回りすることなく、問題判別、調査が出来るのではないかと思います。

問題発生時には、いろいろな人が関わる都合上「伝言ゲーム」が多いのですが、少なくとも技術者が関わる部分では誤解のないように伝達しあいたいというのが私個人の希望です。

で、この記事ですが、残りの部分も、読めば面白かったり、役に立つこともあるかもしれませんが、幅広くいろいろと読まされることになるので、まずは上記のとこだけでも最低限読むとよいかと。

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