2013/01/04

Notesクライアントのブックマークを使う

2013年になりました。Notes/Dominoを組織の中で使っていると、「2013年のXXX」といった文書を作って、その文書を定期的に更新していく、というケースがあると思います。例えば、「2013年の会議スケジュール」など。
私も毎年、Notesクライアント左のブックマークに、その年によく使う文書を登録しています。わざわざDBを開いて文書を探す必要なく、直接対象文書にアクセス出来るので便利です。

ブックマークは、R5のときから使われはじめ、当初は、ワークスペースの代替といった紹介のされかたでした。ワークスペースは古い技術で、ブックマークこそ新しい技術である、と。今使って思うのは、DBへのアクセス自体より、文書へのアクセスとしてブックマークを使うことで作業が便利になるのではないかと思います。
(最近使った文書は、Historyフォルダからアクセスも出来ますが、これも使い方によってはわりと便利です)

ブックマークは、他にも機能があり、私が好きな使い方は、よく使うPDFファイルのリンクを登録しておくことです。自分の場合は、頻繁に参照するRedbookがいくつかあるのですが、これもNotesクライアントからすぐに開くことが出来るので、便利です。

もう1つ、Notes/Domino管理者にお勧めなのは、NotesPeek の実行ファイルのリンクをブックマークに貼っておくことです。こうすることで、デザイナーや管理クライアントを起動するのと同じ操作で、NotesPeekを起動出来ます。
NotesPeekは、DBに関するトラブルシューティングでよく使いますし、また、DBの構造を確認するにもよいツールです。 簡単に起動出来るようにしておくと、自然と使用機会も増えるので、DB構造の知識も増えていきますし、問題が解決することも増えていくのではないかと思います。

ウィジェットなどを活用していくNotesクライアントもよいのですが、こういった古典的な手法も、まだまだ有用だと思いますので、紹介させて頂きます。

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