私は個人的に、Notes 6の新機能である添付ファイルのLZ1圧縮機能に期待しています。
理由は、
- R5までの(および6以降もデフォルトである)Huffman圧縮は、圧縮効率が最適ではない
- ファイルサイズを小さくするためだけの理由で、1つのファイルをzip形式で圧縮して添付されるのが、ユーザーとしてあまり好きでない
の2つです。一方、この機能は、クライアントを含む全ての環境がNotes/Domino 6以降にならないと効果が出ないため、なかなか浸透していないのも事実かと思います。
確かに、R5クライアントには余計な機能であるし、デフォルトのDBプロパティはオフだし、ネットワーク的な観点からはネットワーク圧縮機能だけで十分でもあるのですが。
この機能のFAQでもあった、「既存の(Huffman)圧縮されたファイルはどうにかならないのですか?」に対する回答は、「再度ファイルを添付して下さい」であったというのも、一つの課題だったのかと思います。
ところで、つい最近、以下の Technote が公開されていたのですが、 6.5.6 / 7.0.1 からは、過去のHuffman圧縮されたファイルを全てLZ1形式に変更してくれる compact タスクのオプションが出来ました。
Title: Upgrading existing attachments from Huffman to LZ1 compression
Doc #: 1256241
URL: http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=203&uid=swg21256241
データベースプロパティを有効にした上で、 compact -ZU を行うと、既存の添付ファイルが全て LZ1 形式に変更されます。DBサイズは小さくなるでしょうし、Notes 6以降の環境で、ネットワーク圧縮を使っていないなら、過去の添付ファイル参照のネットワーク負荷も軽くなります。
4 件のコメント:
ああ 4ヶ月前に、この情報を知っていれば……。それわそうと、リンク先間違っている?? URLぢゃなくて、title~って文字列がhrefタグに入っているみたい。
kumazawaさん>
わあ、お久しぶりです。お役に立たず間に合わずスミマセン。リンク間違い指摘どうもありがとう。なおしておきました。
いやいや。某所は、NSDが取得できない方がすごかったですね。KBにも載りましたね(730923)。
某所はお疲れ様でした。NSDがとれないとクラッシュは厳しいですよね・・・。とりあえず原因がわかって何よりです。
コメントを投稿